WEKO3
アイテム
Nonmonotonic behaviors of Fano factor in double quantum dot connected with Luttinger liquid electrodes
http://hdl.handle.net/10445/4339
http://hdl.handle.net/10445/433955048c1a-c23e-4121-94c1-b4be5ecf68d4
Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2010-11-12 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Nonmonotonic behaviors of Fano factor in double quantum dot connected with Luttinger liquid electrodes | |||||
言語 | ||||||
言語 | eng | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
Kawaguchi, Satoshi
× Kawaguchi, Satoshi |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | ラッティンジャー流体に結合する2重量子ドットに発生するショットノイズについて調べた。 一般にノイズは熱ノイズ(Johnson-Nyquist noise)とショットノイズ(shot noise)の和が測定される。 熱ノイズは温度に比例し、絶対零度では完全に消滅する。一方、ショットノイズは、 バイアスがかけられた非平衡状態では絶対零度であっても発生する。 昨今の電子デバイス作成技術の進歩により、 このような量子ノイズの発生メカニズムの解明が進められている。 ここでは、2重量子ドットに非フェルミ流体であるラッティンジャー流体であるリード線が接続されている系に 発生するショットノイズの性質をFano係数を計算することで調べた。 ドットの電子とリード線の電子の間には、静電相互を含めたがドット内の電子相互作用は含まれないことを仮定した。 この静電相互の強度は、系が解析的なToulouse点に相当するように選んだ。 計算結果から、Fano係数は印加電圧に対して非単調な依存性を持つことを示した。 特に、透過確率、ドットのエネルギー凖位、ドット間結合係数の間に生じる関係式により Fano係数には複数個の極値点が発生することを示した。 更に、この系に対するスケーリング理論によりKlein factorによる制限から電子のフェルミ統計を 無視する状況における電流相関を計算していることを示した。 |
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書誌情報 |
Journal of physics: Condensed Matter 巻 21, p. 395303, 発行日 2009 |
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査読有無 | ||||||
値 | あり/yes | |||||
研究業績種別 | ||||||
値 | 原著論文/Original Paper | |||||
単著共著 | ||||||
値 | 単著/solo | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | IOP |